【子育てとゲーム】逆転裁判で育もう!子どもの論理的思考力

【子育てとゲーム】逆転裁判で育もう!子どもの論理的思考力

こんにちは、ゲーム大好きgechoです。

突然ですが、『逆転裁判』ってゲームをご存じですか?
「異議ありっ!!」でおなじみなんですけども。

今はswitchでセレクションとして発売されているようです。

面白いことは言うまでもないのですが、今日は、子どもの教育という視点からゲーム「逆転裁判」について、お話ししたいと思います。

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目次

逆転裁判とは?

逆転裁判は、カプコンから発売されている法廷バトルゲームシリーズです。
プレイヤーは、主人公の弁護士となって、依頼人の無実を証明していきます。
事件現場の調査や証人への尋問を通じて証拠を集め、法廷で矛盾点を指摘し、真犯人を暴いていくのが目的です。

このゲームの魅力は、個性豊かなキャラクター!
主人公からの見た目してトサカ頭と、いい意味でとがったデザインだと思います(笑)

そして主人公が相手するキャラたちは、見た目にたがわず、性格もとても個性的で一癖も二癖もある人物ばかり。
法廷でコーヒー飲みだす検事とか、やりたい放題ですw
主人公が一番まともかも(^^;
キャラ同士のとぼけたやり取りや、法廷でのいちいち大げさなリアクション・ド派手な演出もなんだか癖になってしまいます。
シナリオ自体も一筋縄ではいかず、予想外の展開にハラハラドキドキさせられるので、気が付いたらこんな時間に!なんてこともあったりします。

なぜ逆転裁判が子どもの教育に役立つのか?

3つの視点からお話ししたいと思います。

論理的思考力と問題解決能力を育む

逆転裁判では、事件の真相を解明するために、いろいろな証拠を集めて、推理を重ねていきます。

プレイヤーは、「なぜこの証拠があるのか?」「この証言の矛盾点は何か?」というように、いつも頭を働かせながらゲームを進めなければなりません。
こういった考え方は、子どもの論理的思考力(ロジカルシンキング)をぐんぐん伸ばしてくれます。

また、ゲームを進めていく中で、いろいろな問題にぶつかります。
例えば、「この人の話を覆すには、どの証拠を見せればいいんだろう?」など…。
一見有利に見える証拠が、実は真相解明の妨げになっていたり、逆に不利な情報が事件の鍵を握っていたりと、ゲームの展開は予想外の方向に進むこともあります。
そんな経験の中で、子どもたちは、何度も試行錯誤しながら、問題の解決方法を身につけていくんです。

証拠品を見つけたり、現場のおかしなところを指摘したりすることで、捜査が進んでいきます。
なので、物事をよく観察する力も身につきます。

逆転裁判の面白いところの一つは、人の話と証拠が食い違うところを見つけ出すことです。
子どもは、登場人物の発言と証拠を見比べて、おかしなところを発見する過程で、推理する力を磨くことができます。
そうすることで、物事を論理的に考える習慣が自然と身についていくんです。

正義感と倫理観を養う

逆転裁判の主人公は、依頼人の無実を信じ、最後まで戦い抜く弁護士です。
彼らは、時に強大な権力や世間の偏見と戦いながら、真実を追求していきます。
このストーリーを通して、子どもたちは「正義とは何か?」「真実を追究することの大切さ」について考えさせられます。

例えば、世間の多数意見では「この人が悪いことをした」と思われていても、実際には違う可能性があります。
でも、弁護士は、大衆の意見に惑わされずに、依頼人の話にしっかりと耳を傾け、証拠を丹念に集めていきます。
そうすることで、一歩一歩真実に近づいていくんです。

時には、警察や検察の見解と対立することもあります。
でも主人公は、諦めずに立ち向かっていくんですよね!
どんなに困難な状況でも、依頼人のために真実を明らかにする努力を決して止めない。
そんな主人公の姿勢から、子どもたちは「自分が正しいと信じることを最後までやり遂げることが大切なんだ」と感じるような気がしています。

このように、逆転裁判のストーリーは、正義や真実について、子どもたちに深く考えさせてくれます。
そして、「正義のために努力し続けること」の尊さを教えてくれるんです!

コミュニケーション力と表現力を伸ばす

逆転裁判には、個性豊かなキャラクターが登場し、プレイヤーは彼らと対話を重ねていきます。

証人への尋問では、相手の心理を推し量りながら、適切な質問を選択していく必要があります。
こうした経験は、子どものコミュニケーション力を養ってくれます。

また、法廷では、証拠や推理を基に、論理的で説得力のある主張を展開することが求められます。
プレイヤーは、自分の考えを相手に的確に伝えるスキルを磨いていきます。
どう伝えればきちんと伝わるのか?
これは、子どもの表現力を高めることにつながっていきます!

息子の反応と変化

中学生の息子に、逆転裁判をプレイしてもらいました。

息子は「要素別に根拠を整理する」「物事を筋道立てて矛盾がないように考える」といった論理的思考が少し苦手で、注意力も十分ではありません。
サーッと見ただけで分かった気になってしまう早とちりな面があるんですね。

そんな息子。
ゲームを始めるなり、そのノリに大爆笑し、逆転裁判の世界にどんどん引き込まれていきました(笑)

ゲームのテンポは、今の子どもたちにとってはちょっと間延びして感じるところもあったようです。
しかし、それをしのぐほどのシナリオの面白さと、「こういうことか~」「つながった~」という達成感が彼を虜にしたようです。
分からなくてもあきらめず、攻略サイトに頼ることもなく、注意深く観察して難事件を次々に解決していきました。
飽き性の息子には珍しく、シリーズ1作目から3作目までをあっという間にクリアしてしまいました。
次の誕生日には4~6をせがまれています(^^;

この経験を通して、息子は論理的思考力や注意力を楽しみながら鍛えることができたと感じています。
ゲームという身近な娯楽が、子どもの成長に役立つ教育的ツールとなり得ることを実感しました。

余談ですが、息子は逆転裁判をプレイした後の国語のテストにおいて、文章題の点数が平均8点ほど上がりました(2問分くらい)。
1度ならず3度、外部の模擬テストでも上がってたので、逆転裁判は彼の思考力を鍛えてくれたのだと思っています!

現代の子供たちにこそ遊んでほしいゲーム

逆転裁判は、2001年に第1作が発売された、少し古いゲームです。
しかし、そのゲーム性は色褪せておらず、現代の子どもたちにこそ遊んでほしい作品だと感じています!

スマートフォンの普及により、子どもたちは手軽にゲームを楽しめるようになりました。
スキマ時間に手軽で単純に遊べるアプリゲームが増え、子どもたちの間でも人気を集めています。
しかし、単純なゲームばかりでは、思考力を鍛える機会が少なくなってしまいます。

逆転裁判のように、じっくり考えて進めるゲームは、子どもたちの思考力もさることながら、心の成長にも必要不可欠なんじゃないかなと思います。

昔やったことがあるあなたも、ぜひ当時を懐かしみながら一緒にプレイしてみてください!

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